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人生30過ぎてからでしょう。

好きな本、映画、日々考えていること、気の向くままに書きます。

性別のことをなるべく真剣に

日々のこと

 

春めいてくると頭がポカポカして、熊みたいになるってよく言うけど、

ボクなんかは自分がメス熊なのかオス熊なのか、そこんとこが真剣に気になるわけ。

 

最近ニュースとかでLGBTってよく目にするようになったけど、たぶんサンドイッチのことじゃないよね。いろんな性的マイノリティーの人たちをひっくるめてLGBTって呼んでるみたいなんだけど、そうやって名前あげちゃうと、あっ自分はLGBTだったんだ! ガッテンガッテン!みたいな感じで安心しちゃって、そこで考えるのをやめちゃうんだよね。

抱えている悩みや病気に、名前があるのは、それを取り扱う周りの人たちのためであって、決して本人のためなんかじゃないだろうってボクなんかは思うの。

その人の悩みはその人だけのもので、カテゴライズする必要なんてサラサラなくて、そのコンプレックスこそがその人の個性なんだから、悩みに悩み抜いて、自分のコンプレックスに新しい名前つけちゃうくらいになんないとね。

そんなことでボクの悩みのことは『OGK』って呼んでほしい。

『オトコがキライ』の略だよ。一部上場企業みたいな名前でしょ!

 

男のボクがOGKなのはマジでしんどいんですわ。

10代や20代の頃はそれでもなんとか気持ちをごまかしてやってこれたけど、30過ぎるとこりゃもう無理ですわ。身体からも社会からもアンタは男なんやからって迫られて、最近は、えらいジャングルに迷い込んだなぁって思ってたら周り木じゃなくてヒゲやったっていう夢みるくらいまで追い込まれて、マジ自分がオトコなのしんどいんですわ。

これがもしOGS(オトコがスキ)やったら、そりゃもう早い段階で生きづらくなるんだろうけど、OGKだと相手が物好きなら恋に恋い焦がれ恋に泣けるから(GNG=グレイのグロリアス)、結婚なんかもしちゃって、週末は奥さんの買い物に渋々付き合う振りしながら、憧れの女性ブランドショップに潜入して、わーステキー、とか心の中で叫んだり、奥さんが試着室でもたつこうものなら、ルフィには悪いけどボクの方が先にお目当てのワンピース見つけちゃったぞーとか思いながら、薄汚い身体にそれをあてがったりしてみることだけが楽しみになったりするんだよね。

 

こんなボクはこの先どうすればいいんだろうかと真剣に悩んだりもするんだけど、結局OGKとか言いながら、自分がオトコだったから手に入れれたものをぜんぶ捨てる勇気や覚悟がないんだろうなとか考えちゃうと、なんだか泣けてきて、とりあえず目をつむりながらひとり、恋ダンス踊るしかないんだよね。ガッキー……あんたマジ天使だよ。ヒゲまみれのボク……あんたいったい何なのさ。

 

たぶんこんなふうにいろいろ考えちゃうのは、つまるところぜんぶ『HNS』なんだよね。

えっ、『春のせい』ってこと!