人生30過ぎてからでしょう。

好きな本、映画、日々考えていること、気の向くままに書きます。

『あのこのあしうら写真展』

 

東京、東日本橋で開催された『あのこのあしうら写真展』なるものを観てきた。

 

東京に来て約4ヶ月、何ひとついいことなんてなかったけど、あのこのあしうらだけを集めた写真展を拝むことができる日がくるなんて、東京マジ半端ない、である。

 

「やばい星野源マジ最高なんだけど」って言うのと同じように、「やばいあしうらマジ最高なんだけど」って言えたらどんなに素敵だろうと思う。

 

そもそもの僕は足が大好きで、それがないとみんな生活できないはずなのに、臭いとか、こっちに向けないでとか、いつだって足は虐げられる存在で、胸とかお尻に比べてたいそう可哀想な扱われ方をしている部位なんだけれども、僕の足に対する偏愛をこれ以上言葉にしたら、ただでさえ少ない読者の方を手離すことになりかねないので、「足って結構素敵なかたちしてますよねー」で終わらせておきます。

 

『あのこのあしうら写真展』は、四畳半くらいのスペースに、3人の女の子の様々なシチュエーションのあしうら写真を100枚ほど並べた展覧会で、会場にかかってるBGMは何故かジュディマリでした。

 

入場前に何故か靴を脱がされて、足つぼマットを踏まされながら入場料を払いました。

僕が入ったときは、他に5人くらい男性の同志たちがいて、みうらじゅんさんよろしく「どうかされましたか?」って警察の方に職質されそうなビジュアルの方もいましたが、普通に合コンで現れたら、連絡先聞いちゃおうかしらと思うようなイケメン男性もいて、へーあしうら好きの殿方って結構おるんやねって、僕も胸を撫で下ろした次第でございます。

 

あしうらっていうのは、それだけで魅力的に写る代物ではなくて、セーラー服とあしうらとか、メイド服とあしうらとか、はたまたブランコとあしうらとか、助手席からのあしうらとか、様々な要素と相見えた上での芸術であることを撮影されたキャメラマンさんは重々承知の助で、僕なんかは一枚一枚に目をやりながら、心のなかで「あざますーー!」と叫んでおりました。

 

受付にはなんとそのキャメラマンさんがいらっしゃって、僕なんかよりも、もっと己の癖に対して誠実でいらっしゃる諸先輩方が、キャメラマンさんと「いやーほんとに奇跡のあしうらですね」等と、あしうら談義に興じておりました。

 

キャメラマンさんが、「実はもうすぐ、写真のモデルになった女の子がココに登場しますよ」なんて言うもんだから、諸先輩方は鼻をふがふがさせ始めて、僕なんか新参者は、やだー、こんな狭きところでモデルさんとキャメラマンさんと諸先輩方と一緒なんて、相当やだー、と思ったのですぐに靴を履いて、退散いたしました。

 

もしあのまま会場に残っていたら、僕は諸先輩方と共に、中島誠之助さんよろしく「いい仕事してますねー」とモデルさんのあしうらを眺めていたかもしれません。

 

僕が越してきたこの東京という街は、ともすると僕に「行けるところまで行こうか」と猿岩石さんみたいに誘いかけてくる街でございました。

あーおぞましい、それでいてなんと素晴らしい街でありましょうか。

 

女性のみなさん。何かと露出が多くなる夏、気をつけなはれや!